100Years Ago 100Years Later
特別展「星の瞬間」
アーティストとミュージアムが読み直す、Hokkaido
2025/1/5 – 3/16 北海道立近代美術館
「100年前100年後 | 100 Years Ago, 100 Years Later 」大黒淳一 (2025)
8ch Sound Installation + AudioVisual | Junichi OGURO
「積丹風景」林竹治郎 (1925)
主催:北海道立近代美術館
企画協力:CAI現代芸術研究所/CAI03
後援:札幌市、札幌市教育委員会




作品ステートメント
「100年前、100年後」大黒淳一
これは運命だったのかもしれません。
今回、林竹治郎「積丹風景」の作品を選定する直前に偶然にも彼が描いていた神威岬近くの場所で私も環境音を収録していました。更にこの絵画は完成後100年という区切りの時をこの展覧会で迎える作品でもあり、何か運命的なものを感じざるを得ませんでした。
作品選定後に改めて積丹で彼の足跡を辿り、描かれた風景周辺の場所で環境音を立体音響として収録しました。林竹治郎の描いた風景から見ると100年後の音の世界。私の立体音響作品から見ると100年前に描かれた風景画です。同じ場所だけど時代が違う絵画と音。私たち人間にとって100年とは生死を考えるべき長い時間ですが、悠久の自然にとっては一瞬の出来事かもしれません。
この作品空間では100年前を視覚で感じ、100年後を聴覚で感じる、そんな時間と肉体のパラドックスが交わる瞬間が生み出されています。そして100年後の2125年にもこの作品が体験できることを願っています。
